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ご入居までのストーリー

Story

入居者様とそのご家族様の数だけ、様々な背景があります。
ここでは、実際にホームにご入居されたお二人のストーリーをご入居前から追ってご紹介致します。

CASE:1 Aさん(80代/女性)

娘さん夫婦のご自宅の近くに住まわれていたAさん。
娘さんが定期的に身の回りのお世話をしながらも、訪問介護も利用していました。
もともと物忘れがひどく、周りのご家族は心配をしておりましたがここ数年でもの忘れの頻度も増えてきているようでした。
それは、娘さんがAさんのご自宅へ訪問中の出来事です。
ふとAさんの方に目をやると、Aさんはテーブルの上に置いてあるティッシュを口にいれようとしていました。

認知症でした。

すぐに担当のケアマネージャーとも相談し介護度の区分変更の申請をしてもらいました。
その後、介護サービスに入ってもらう時間も増え、娘さんも引き続きAさんのケアに専念しましたが、日に日にAさんの認知症の症状は悪くなっていきました。

そんなある日の夕方、警察から娘さんの自宅に電話がかかってきました。
Aさんが警察署に保護をされているというものでした。
普段から買い物などは、娘さんが代行して行っていましたが、その時に限ってAさん一人で外出し、そのまま自分がどこにいるのか分からなくなってしまったというのです。
幸いにも所持していた携帯電話の着信履歴から娘さんの連絡先が判明し、事なきを得たのでした。

「自分が本当に情けない…。」

静かに涙を流すAさんを見て、無事で良かったという安堵感と、同じような事が今後も起きうるかもしれないという不安で、娘さんは全身のチカラが抜けていくような感覚に陥ったとの事です。

その後自分の母親の人生にとって何が良いのか、自分のできることは何があるのか自問自答した末に娘さんはAさんに高齢者向け住宅への入居を勧めることを決意しました。
Aさんは娘さんからの提案に最初は戸惑っていたものの、最終的にはこれ以上娘さんに迷惑をかけたくないという気持ちから、新しい生活を始めることにしました。

ケアマネージャーにも再度相談し、いくつかのホームを見学しました。
このとき、Aさんと娘さんが重視した点としては

・スタッフの雰囲気
・可能な限り自宅に近い環境で過ごせるか
・建物の清潔感

以上のような点を意識して探していました。
その結果、ピースフリーケアグループの住宅型有料老人ホームを選択して頂きました。
ご入居後、新しい生活が始まり、最初は不安そうな表情を見せていたAさん。
最初の頃は夜になると、認知症の症状でお部屋からでられ、フロアを歩き回られる事もありました。

そんな中、夜勤スタッフを中心に見守りをはじめとする対応を行い、Aさんも徐々に新しい環境にも慣れてきました。

今では同じフロアの女性のご入居者様と仲良くなり、食堂で一緒に歓談される様子もよく目にします。
娘さんとしても認知症の母の対応が、自分自身の精神的な負担にもなっていた事をお話して下さいました。
何より介護のプロの方が、24時間対応してくれる事に安心を感じると仰って頂いております。

あのとき、母に入居を勧めてよかったと感謝の言葉を頂戴しました。

CASE:2 Bさん(80代 男性)

80代のBさんは、奥さんに先立たれて現在は一人暮らし。
2人いる息子さんも現在は仕事の関係で遠方に住んでいます。
若い頃は山登りをはじめとした、アウトドア活動にも精力的に取り組んでいましたが、歳を重ねるにつれ足腰が弱ってしまい、杖を付きながら生活をしていました。

ある日Bさんは、自宅で過ごしている際に段差につまずき転倒して骨折。
入院中にリハビリをするも、日常生活の中で歩行器が必要になってしまいました。
その後、息子さん達が自宅のリフォームの手配などを行い、なんとか引き続き自宅で過ごせるよう手を尽くしましたが、歩行中にふらつき壁にぶつかるのか体に細かいキズも時々見られるようになりました。
息子さん達もそう頻回にはBさんの自宅に行くことはできないので、地域包括支援センターに相談して介護認定の手続きをお願いし、その後Bさんには要介護の判定がでました。

Bさん本人の意向もあり、デイサービスや訪問介護を利用しながら自宅での生活を続けておりました。
そんなある日、担当の介護士さんがBさんの自宅に伺ったところ、Bさんが床で失禁をしていました。
聞けば、トイレに行こうとしたところ足がもたつき間に合わなかったとの事でした。

「いつもすまないね。」

Bさんは、うつむきながらしきり介護士さんに謝っておられたようです。
その状況を想像すると、こちらの胸も締め付けられます。

後日、ご長男さんに事業所の責任者の方がその話をするとご長男さんは顔を曇らせました。
「本当は、親父を一人にしておくのは心配なんです。」
ポツリポツリと胸中を明かしてくれたそうです。

最初に転倒して入居したとき、ご長男さんとしては「どこかで父親を見てくれるような場所はないだろうか」という事を真っ先に考えたそうです。
しかし、自分が遠く離れた場所におり普段は父親の事を二の次にしている自分の引け目もあり具体的な話をするまでには至らなかったとの事でした。

その後、ご長男さんは弟さんとも相談しました。
結論としてBさんには今の自宅より安全な場所に住んでもらい、兄弟で交代しながら定期的にBさんに顔を見せに行くという方針に決まりました。

早速、担当のケアマネージャーさんに相談すると、高齢者向け住宅を紹介してくれる事業者のを紹介してもらいましたいくつかのホームを提案してもらい、資料をもとに息子さん達はBさんに直接勧めに行ったそうです。
最初は頑なに拒否をしていたBさんですが、ひとり暮らしの心細さやこの先の不安もあり、次第に前向きに検討してくれるようになったとの事でした。
実際に見学をしてみようと言うことで、息子さん達の休みにあわせて1日で複数のホームを見学しました。

Bさんと息子さん達がホーム探しをする上で意識したことは、

・息子さん達が遠方から訪問する為、駅から10分前後の距離にあること
・歩行器や車椅子で過ごす上での、快適な設備環境
・個室でプライバシーが守られていること

主にこの3つを念頭におきながら探されておりました。
最終的には候補を2つに絞り、Bさんたっての希望からピースフリーのホームへご入居頂きました。

ご入居後のBさんですが、しばらく経つとスタッフを積極的に手伝って、チラシでゴミ箱を作ったり展示してある掲示物を一緒に創作したりと、和やかに過ごされております。

Bさんの息子さん達も時にはご自身のご家族同伴で、定期的にホームまで会いに来られております。

以前よりも、顔を見に来る回数は増えたとの事で、医療対応も含め、しっかりとしているので安心だとも仰って頂きました。

息子さん達やお孫さんと話す時間が最近の楽しみだと、にこやかにBさんはお話されておりました。

ホームにご入居された経緯は人によって様々です。
しかしながら、ご自宅での生活が難しくなったという点は皆様共通しておられます。
御本人もそうですが、身近にいらっしゃるご家族も同じぐらい大変な思いをされています。

決してご自身で抱え込まず、どんなことでも結構ですので、まずは私達にご相談ください。